2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
SONY 新Walkman TVCMより(1987) なかには素晴らしい15秒スポットもあるのだ ここまで、ぼくは日本のテレビコマーシャル、なかでも15秒スポットに対して、悪口雑言の限りを書きつらねてきたのだが、もちろん、この国には、鮮烈で、感動的で、一度見る…
前稿で、日本の広告をダメにしたのは制約のある15秒TVCMという形態と、 其の短い秒数でインパクトを最大限にする為にほとんどのTVCMがタレント依存型の ものになってしまった、とする氏の批判を紹介しました。タレントCM*1の何が悪いと氏は言っているのか。…
>広告の迷走 梶 祐輔 著(宣伝会議 2004年発売) 広告表現形式であったと断言しています。梶氏の辛口批評を要約引用します。 テレビコマーシャルは広告主数社が、或る番組を買切り、その中にCMを入れるのがオーソドックスな方法。それ以外に番組から番組の間…
>「広告の迷走」梶 祐輔 著 (宣伝会議 2004年発売)*1の真髄だと直感していた梶さんは、商品名を連呼する、たった15秒のTVCMにメッセージを詰め込む当時の状況に嘆き、憤怒を著書に認めました。それは次回に...というところで前稿は終えました。本稿はそ…